納入実績
煙を出さない焼却炉 設置工事(廃プラスチック)
産業廃棄物 野外焼却の禁止
従来からお取引のある機械装置メーカー様のお客様にフィルタの焼却方法における安全対策工事に関するご相談をいただきました。
修理で出る使用済みのフィルターに関しまして、以前は自社の敷地内の野外で焼却処理を行っておりましたが、
焼却することで発生する排ガスを野外に流出させた場合は環境汚染や人体に影響を及ぼす可能性あったことに加えて、
廃掃法では廃棄物の焼却処理にあたって、排ガスの排出基準値を満たさなければなりませんでした。
早急に改善をする必要がございましたが、設置箇所・ご予算の観点からも大規模な焼却処理施設を設置する事は難しかったため、
該当する廃棄物に関しては、廃棄物処理業者に依頼して処理をしていたため処理費用が高額になっておりました。
そのため、自社にて処理できる焼却炉を探しており、当社にご相談をいただきました。
構造基準を適合した焼却炉を設置してゴミを焼却したい
当社にて現場確認をさせていただき、課題であった排出ガスを含む煙を発生させない焼却炉のご提案をさせていただきました。
【提案内容】
メーカー:DAITO
型式: 廃プラ対応焼却炉 SPZ-400J
外形寸法(高さ×幅×奥行) (mm):2600×1530×1550
今回ご提案させていただいた、コンパクト且つ簡易的に設置ができるDAITO製 SPZ-400Jは焼却の際に煙の発生をおさえることができるため、排ガスの排出課題は解決することができました。
また、焼却処理をするフィルタには大小さまざまなサイズのフィルターがあり、MAX960mmの長さまで対応できる大型の投入口タイプを選定。
大型投入口タイプにすることで焼却炉への投入の際に、投入口に入るように切断する前工程の削減にもつながりました。
安全対策としてもタイマーが標準装備となっており、焼却後の冷却をタイマー設定することが出来、廃棄物の投入後、常時監視が不要となります。
また今回のご提案にあたって、中小企業強化税制優遇を活用し、即時償却の対象となったため、費用対効果高く導入することが出来ました。
排ガス規制の改善に関する工事、設備設置に関しては、適正な業者を選ぶことで
費用対効果が大幅に改善される場合も多くございます。
排ガス規制の改善や・設備設置等でお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、
お気軽に、当社にお声かけください。