FA・設備 エンジニアリングセンター

モーターからの異音

従来からお取引のある薬品メーカーのお客様より、モーターの異音に関するご相談を頂きました。
こちらの工場では、モーターから異音が発生しており、修理が必要な状況でした。
しかし、こちらのお客様は、新規購入が良いのか、修理が良いのか判断に迷っているとのことでした。
もし、モーターを新規購入した場合、オーバーホールにて修理を行った際と比較すると、
価格が2倍、納期が3倍になってしまいます。
また、お客様がご指定されていた商品の生産が終了していたため、
モーターの更新ではなく、メーカーによる修理と、オーバーホールの2つの案を御提案させていただきました。

【使用機器】
メーカー：富士電機
型式：MLA6115B

オーバーホールで安価かつ短納期に対応

当社エンジニアにて現場を確認させて頂いたところ、ご指定の商品の生産が終了しており、
新品購入が不可であったため、メーカーによる修理と、オーバーホールの2つの案を御提案させていただきました。

モーター等の生産設備は、工場の稼働に影響を及ぼすような故障が発生してから対応をしていると
ラインの停止等の大きなトラブルに繋がり、生産効率が大幅に低減してしまいます。
今回のように、異音等のトラブルの前兆を見逃さずに、早め早めにご相談を頂くことが非常に重要です。

今回は、施工納期とコストの面からオーバーホールをご発注頂くこととなりました。
弊社の協力業者に依頼しオーバーホールを実施したことで、
メーカーに依頼するよりも安価かつ短納期にて納入することが出来ました。

【オーバーホールの手順】
受取⇒持ち込み⇒分解⇒点検⇒正式見積提出⇒交換修理⇒納入

本事例のように、機器・状況によっては純正メーカーに依頼をするよりも、
別の専門業者に依頼した方がQCDの観点で、メリットが大きい場合も多数ございます。

当社であれば、モーター以外の様々な機器に関しても、技術力の高い
専門の協力業者と密に連携をとりご対応することが可能です。

ご使用の機器で、故障に繋がる予兆を感じられた際は、すぐにご相談ください。