納入実績
制御盤内の制御機器の置換提案
オーバースペックな制御機器によりコスト・納期のトラブルが発生
従来から繋がりのある搬送機メーカー様にご訪問し使用されている制御機器をお聞きしたところ、オーバースペックで、コストのムダ、納期のトラブルを抱えている懸念があるとご提案をさせて頂きました。
制御機器の豊富な納入実績を持つ当社であれば、長年の実績により培われたノウハウで、お客様に最適な機器のご提案が可能です。
今回であれば、使用されている機器の詳細をヒアリングしたところ、オーバースペックである懸念があったので、コストの観点と納期の観点から最適な機器へ置換提案を実施させていただきました。
メーカー:三菱電機
型式:FXシリーズ
押しボタンやリミットスイッチなど、少ない点数のI/Oで問題のない制御でしたが、三菱電機シーケンサを用いて、過剰な制御を実施されていました。
I/Oの点数が少ない場合は、シーケンサではなく、アナログな制御でも対応が可能です。
アナログ制御はコストメリットがあると同時に、部品の機構も単純なので故障しづらくメンテナンスが容易です。
当初は、増設も検討されていたため、拡張性のあるシーケンサを採用されていましたが
増設の予定がなくなったため、別機器への置換も問題ないとのことでした。
リレー制御による簡素化でコストダウン、納期トラブルを解消
上記のような背景がありましたので、当社から保守・メンテナンス性とコストダウンの観点から、リレー制御による簡素化を提案いたしました。
PLCを使わずにリレー制御とすることで、ラダー内部の詳細情報を確認することなく、リレーの機器交換で対応することが可能でメンテナンス性が大幅に向上します。
【提案機器】
メーカー:オムロン
型式:MY-2N AC200v
PLCには、拡張性があり、追々設備を増設する際に機器の追加購入なく対応できるメリットや
複雑な制御を実施できるメリットなどがございますが、機能性が高い分コストはかかってしまう機器です。
また、状況によっては納期がかかり新規設備の立ち上げ等に影響を及ぼしかねません。
リレー制御は、単純な制御であるため、機器のコストが安く、入手性も高いです。
今回であれば、シーケンス制御からリレー制御に置き換えたことで、20%のコストダウンを実現いたしました。
また、本事例では、制御機器を23台全て当社で対応させていただいております。
本事例のように、工場内でオーバースペックな制御を実施されている機器はございませんでしょうか?
状況に応じて、制御方式を最適な形に変更することで、コストダウンやメンテナンス性を向上させることが可能です。
複数の制御機器メーカーの取り扱いが可能な三和電材であれば、お客様の装置・用途に最適な機器のご提案が可能です。
コスト、納期、品質など、QCDの観点でお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、お気軽にご相談ください。