納入実績
オイルミスト対策設備用パッケージエアコン設置
フロンガスR22問題、経年劣化により更新が急務
本事例は、金属加工メーカー様向けにオイルミスト対策の設備用パッケージエアコンを更新・設置させて頂いた事例となります。
こちらのお客様では、創業時から空調設備の更新は行っておらず納入後25年以上が経過してしまっておりました。
故障も頻繁に発生してしまっていたため、急ぎ設備の更新が必要な状況でした。
加えて、納入後長い年月が経過した空調設備は、最新機種に比べてエネルギー効率が悪いため、エネルギーコストの面からも更新が重要となります。
また、交換が必要なフロンガスを使用している空調設備でした。
【フロンガスR22とは?】
フロンガス(R22)を使用している設備については、更新を強く推奨させて頂いております。
現在、フロンガス(R22)を使用した空調設備は製造されていないため、冷凍サイクル部品の交換等が実施できず
故障が発生した際に、修理・復旧に多大な時間を要してしまいます。
≪フロンガスR22を使用した空調設備のデメリット≫
・ランニングコストが高い
・フロンガスを用いる修理ができない
(フロンガスR22は製造されていないため)
・経年劣化による能力低下
(※R22機種の製造:1990年代後半まで)
→2000年前後位に新冷媒R410Aが発売されています。
室外機を確認して、冷媒ガスに「R22」と記載のあるエアコンは、更新・交換を推奨しております。
フロンガス対応済のオイルミスト対策機器を導入
当社の技術者にて現場を確認し、最適な機種と設置方法をご提案させていただきました。
従来は床置直吹型でしたが、工場内の必要なエリアに送風する柔軟性がなかったため、当社にて床置ダクト型の空調設備を提案させていただきました。
現場のレイアウト、作業者様の配置に併せて、必要な箇所に必要なだけ吹出口も設けて、効率的な空調設備の稼働と、労働環境の改善を意識いたしました。
床置直吹型と比較して、イニシャルコストはかかってしまいますが、設計段階からメリットを説明し現場の皆様にもご納得いただきながら進めることが出来ております。
【提案内容】
メーカー:東芝キャリア
型式:RDA-AP5604HP×18台
ご提案させて頂いた設備は、既設設備に比べて、省エネ性も高く更新するだけランニングコストの削減が望めます。
且つ、INV制御運転により圧縮機の発停回数が減ることでランニングコスト削減を見込むことができます。
今回はお客様のご要望に合わせてオイルミスト対策機で選定しており、オイルミストフィルターセクション取付、熱交換器カチオン塗装を施し、オイルミスト対策も万全にしております。
このような要望に合わせた個別対応にも柔軟にお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
本事例のようにフロンガスR22を使用した、古い空調設備を使用されているお客様はおられませんでしょうか。
空調機器導入の豊富な実績を持つ当社であれば、お客様のニーズにあった空調設備をご提案させていただきます。
空調機器でお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にご相談ください。