納入実績
熱間成型機 温調ユニット更新
温度調節計の経年劣化で画面表示消えてしまった
従来からお取引のある金属加工メーカーのお客様より、熱間成形機で使用している温調計の不調でご相談を頂きました。
従来から熱間成形機内にて、8台の温調器を使用し、生産を実施されておられましたが、
そのうち1台の画面が映らなくなり、炉内の温度確認ができず、困っているとのことでした。
熱間成形機は、金型・素材に加えて、温度等の使用環境により品質に大きな影響がでてしまうため、
炉内の温度確認が非常に重要になる設備です。
温度確認ができず、あいまいな環境下で製造を行うと、不良品の生産・金型の破損など
様々なトラブルに繋がりかねません。
至急、温調ユニットの更新が必要な状況でした。
【使用機器】
メーカー:横河電機
型式:UT55A・UP55A
予防保全を加味した更新工事をご提案
当社にて現場を確認させていただき、予防保全の観点から、残り7台の更新工事も提案させていただきました。
後々の工程を加味して、パラメータの確認など可能な作業を同時に実施させて頂いたことで、
現調後、施工の為にお伺いするまで、メール・電話等のやり取りで完結することが出来ました。
使用環境にもよりますが、複数台あるうちの1台でも故障してしまったということは、
同じ環境で使用している他の機器も更新のタイミングが近い場合が多くございます。
壊れたタイミングで交換を実施する場合、都度工事が必要になるだけでなく生産計画に影響与える可能性がある為、
大きなトラブルに繋がりかねません。
壊れる前に、更新・修理を行うことで安定した工場稼働にもつながります。
今回は、1台のみならず、8台の更新工事をご相談いただけたことで、
費用的にも大幅にメリットをご提示することもできました。
機器の更新は、「壊れる前に実施する」予防保全の考えが非常に重要となります。
本事例のように、ご使用されている機器がうまく動作しない等のトラブル以外にも
導入後一度も更新をしていない、どこに頼めばよいのかわからない等の
お困り事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様のお困り事に加えて、お客様のメリットが最大となるような
付加価値提案を実施させていただきます。