納入実績
自動火災報知設備および誘導灯の設置
倉庫増設に伴う自火報設備及び誘導灯の設置を所轄消防署から求められる
従来からお取引のある機械装置メーカー様より、自動火災報知設備に関するご相談をいただきました。
お客様では既存の倉庫に増築をしたことで、延床面積が300㎡を超えてしまった為、消防署の検査の際に自動火災報知設備の設置が必要との指摘を受けておりました。
自動火災報知設備とは、火災が発生した際に煙や熱を自動的に感知することで音響装置で建物全体に火災を知らせる設備となります。
設備を設置するにあたっては点検・操作に支障のない場所への設置や音響の停止スイッチまでの距離などの様々な規定があり、
消防設備士の資格がなければ、消防設備に関する工事を請け負ってはいけないため、限られた会社でのみ対応可能な工事となります。
ご相談を受けたお客様は今回がはじめての設置となるため、どこに依頼をして良いのかもわからず、大変お困りでした。
そのため、別分野での取引があり、消防設備士の資格をもつ当社にご相談をいただきました。
消防申請から自動火災報知設備の設置までおまかせ
当社にて現場調査を実施し、機器の選定から施工・保全メンテナンスまで一括で全てをお請けするご提案を実施しました。
【提案内容 (一部)】
メーカー:パナソニック
型式:BVJ25151K FA10312CLE1
自動火災報知設備の機器選定・検討としましては、まずはお客様の建屋図面を受領し、シャッター等の有無を把握する必要がございます。
その後、自動火災報知設備の設計~消防への申請・承認~施工~消防検査(2回/年)のフローとなります。
設備設計の段階で倉庫増設に伴い、誘導灯の設置をすることで、
増設で変更になった走行ルートへの誤認識等を防ぐ提案も併せて実施いたしました。
また、設置後の消防申請も含めて請け負わせていただきましたので、検査日程などの調整や申請書類の作成などの、
お客様のご負担になる業務をなくし、当社がワンストップで全て対応させていただきました。
建屋を増設した際には従来では適用されていなかった法令等が該当する場合が多くあるかと思いますが
三和電材では自動火災報知設備や空調機器設備などの、建屋に付随する安全設備・対策のノウハウがございます。
そのため、建屋に付随する安全装置に関して、お困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。